アトピー性皮膚炎や湿疹などは、見えている表面ばかりを気にして外側からの治療をしても治りません。
それで苦しみ痛みを止めるステロイド系の副腎皮質ホルモン剤を使うと嘘のように消え楽になるのですが…
これは一時的なもので治すのではなく神経をその場だけ麻痺させるだけなので、結局後で薬害に苦しむことになったりします。
皮膚病というのは皮膚だけで病んでいるのではなく、全身の病で内臓の痛み苦しみが皮膚に出てきていることの認識がないと肌の状態ばかり追いかけて、結果苦しむことになってしまいます。
腸内環境を整える
アトピー性皮膚炎や湿疹 その他の皮膚病は、身体の内部の汚れを健気に皮膚が受け止めて戦ってくれているのです。
皮膚病の場合はまず腸が汚れている可能性が高いのです。
普通は腎臓や肝臓が働いて尿とか大便とかを駆出して体液、ホルモン、血液、酵素の働きで腸内を調節しています。
ですから、腸内環境が悪いと全身の働きが狂ってしまうのです。
そういう人は便通や利尿があっても消化しきれないで身体の中に残ってしまいます。
毛穴も呼吸するし排泄口だから苦しくなって炎症を起こしたりしてしまうのです。
ですから、外から薬を塗ったり無理に薬で症状を止めても元が正されないから苦しむばかりです。
また肝臓や腎臓は喜怒哀楽の心の働きがすぐに現れるので、怒りやストレスを感じるとそれだけで働きが鈍ってしまうのです。
それらの流れがアレルギーの形となって表現されてくるし、皮膚の重みとなって出てきますから、この病気はまず身体内部を正すことからしないと治らないので そのために食事療法や手当法は大切です。
痒みが我慢出来ない時は
どうしても痒みが我慢出来ない時は決して手でかかずに、大根を輪切りにして切り口でこすると良いです。
以前、記事で生姜の搾り汁を紹介しましたが、大根にも酵素がありますので、痒み止めになり 熱も取りますから肌が火照るのを防いでくれます。
また、塩もみしたニラで患部を押さえるのも良いそうです。
ビワの葉の搾り汁やヨモギの搾り汁をつけるか、スギナの搾り汁をつけてもいいです。
ビワの葉は水分が少ないので細かく刻み、水を混ぜてミキサーにかけるか煎じてもいいでしょう。
まとめ
腸内フローラという言葉も最近では一般的なっているそうなので腸内環境がいかにアトピー性皮膚炎や湿疹などには大事なのかが一般的に知られてきました。
腸内環境を整えることでアレルギー体質が改善するのです。
どうしても痒みが我慢出来ない時は自然療法である、大根、生姜、ニラ、ビワの葉、ヨモギ、スギナなどの絞り汁を試してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、姉はその全てを試したところ生姜の絞り汁が一番身体に合っていたそうです。